こんにちは!ミノるです。
学校法人「日本航空学園」が山梨県内にある国有地を
約50年間も無断で使用していたことを、
管理する財務省が把握していながら放置していた挙句に、
土地評価額の約8分の1という格安金額で
売却していたことが発覚しましたね。
昨年は学校法人「森友学園」への国有地売却問題で大騒ぎしていましたが、
2018年は新たな国有地売却に関する国のトラブルが浮上してしまいました。
今後、大きな問題に発展しそうな予感がしますが、
今回は気になる「日本航空学園」が
格安で購入した土地(場所)がどこなのか?
そして、土地評価額の8分の1といわれる
売却(買収・購入)金額がいくらだったのか?
そのあたりを調べていきます。
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日本航空学園が財務省から買収(購入)した金額はいくら?
報道されたニュースによりますと、
学校法人「日本航空学園」が約50年間無断で使用していた土地(場所)というのは、
山梨県甲斐市内にある「日本航空学園」が運営している
「日本航空高校」のキャンパス内にある約6566㎡にも及ぶ広い敷地。
主に滑走路として使われている場所が該当するそうです。
財務省によると、元々その場所は旧建設省が管理していて、
農道や用水路に利用していたそうですが、
1960年に「日本航空学園」が周囲の田畑を買収して
「日本航空高校」の滑走路を整備していった際に、
国有地である農道なども無断でその一部としてしまったそうです。
その後、国が「日本航空学園」の国有地の無断使用を把握したのは、
7年後の1967年に旧建設省より管理を移管してからなんだとか。
・・・ってことは、
旧建設省のお偉いさんの中に、
ご存じだった人物がいたんでしょうかねぇ。
1980年代に国と「日本航空学園」が協議を進めていたものの、
金額面で折り合わなくて交渉は平行線のまま月日だけが・・。
2012年に交渉が再開した中で、
財務省が「日本航空学園」に対して算定した
無断使用している土地(場所)の評価額は約7180万円。
それに対して学園側は、
「他人の土地を一定期間占有し続けた場合に所有権を取得できる(時効取得)」
という民法の規定を根拠に反論!
・・・確かに、放置していた国もイカんのかもwww
・・・でも、
子供が空き地で野球をやって遊んでいるのとは
ちょっとワケが違うと思うしなぁ・・・。
結局、双方の折り合いがついた売却額というのが、
なんと国が算定した評価額の約8分の1になる
875万円という格安金額で学園が購入したカタチになりました。
無断使用の末に格安で購入した土地の面積が約6566㎡
坪に換算すると約1986坪でした。
坪単価はナント!約4400円くらいです(笑)
こんなに安い金額で国有地を売却しちゃうって、
いろいろな意味で物議が湧くのは必至でしょうね。
昨年の「森友学園」の問題もスッキリしていないワケで、
今回の「日本航空学園」の問題はさらにヤバいのでは?
【関連記事】学校法人「日本航空学園」の理事長については
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この学園も、森友学園同様に教育勅語を何らかの形で用いたり、帝国時代の日本に憧れているかのような校風をうたっている。生徒を滑走路に横一列に並べ、その前をジープに乗った理事長が行進し、生徒たちがそこに向かって次々と敬礼をする姿はまさに某国将軍様の軍事パレードの様。
昨年暮れ頃の理事長ブログ(http://yuuhidai.org/)では、あたかも今回問題になっている「滑走路」があったからこそ国難を救えたかのような内容が書かれている。そのブログの中には小野寺防衛大臣と直接電話でやり取りした内容も書かれており、随分と自民党と仲が良い内容も見て取れる。